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愛情いっぱいのアルパカ飼育

当牧場にやってきたばかりのアルパカたちは、臆病で警戒心が強く、飼育員が近づくと逃げてしまっていました。けれども、愛情をかけた飼育方法を実践することにより、アルパカ達の警戒心を徐々になくしていくことに成功しました。その結果、2006年の一般公開時には来場者の手からエサを食べたり、広場でふれあったりするようになる人なつっこいアルパカに成長しました。
飼育員一同こうした自らの経験から、たとえアルパカのように臆病な動物でも、時間をかけて丁寧に愛情いっぱいに育てれば、人なつっこくなることを学びました。現在はアルパカを通してたくさんの人に笑顔と癒しを届けられる事を願い、高齢者施設や授産施設などにも訪問させていただいています。

なつっこさのカギはココに!!

人間とふれあう機会の多い飼育方法

臆病なアルパカを人なつっこくするため、当牧場では従来の飼育方法から独自の飼育法に切り替えました。はじめに、エサの与え方。当初のエサの与え方は、飼育員が放牧場にエサをまいたあとに、ケージ内にいるアルパカたちをそこに追い込む形でした。そこには、飼育員との楽しいふれあいなどなく、それどころかアルパカたちを怖がらせていたのです。そこで、アルパカたちが放牧場にいる状態で、飼育員がエサを運ぶ方法に移行。さらにブラッシングやお散歩などのふれあいの時間ももうけました。このように飼育員とアルパカが楽しくふれあう機会を増やしていくうちに、アルパカたちは心を開くようになったのです。

一頭一頭に名前をつけている

最初は、アルパカにあだ名をつけて呼んでいました。飼育員たちも気が向いたときにつけて呼ぶ程度でしたが、それを繰り返すうちに、あだ名で呼ぶと近寄ってくる子が出てきたのです。そんなアルパカたちの姿がかわいくて、飼育員たちは積極的にあだ名で呼び、よりいっそうかわいがるようになりました。そしてそれを機に、アルパカたちの人なつっこさはパワーアップしていったのです。最近では、本格的な名前をつけるようになりました。クリアが生まれたときに、飼育員全員で話し合いながら一頭一頭の名前を考えています。

調教を取り入れている

「アルパカになぜ調教?」と思われる方もいるかもしれませんが、調教を行えば、うまくできたことに対する報酬として“ごほうび”を与えることができます。ごほうびを繰り返し与えることによって「人間=おいしいものをくれるもの」、さらには「人間のいうことを聞く=おいしいものがもらえる」という方程式を頭にインプットさせることができ、信頼関係を築くのが格段にスムーズになるからです。当牧場で教える指示語の基本は「ウォーク」「ターン」「ストップ」の3つ。これだけ教えておけば、どこに行っても戻って来られますからね。